第5作 ロールワイドパンツ 2020/6

高円寺の古着屋『villains』で店員さんとミニタリーについて話していて、その時に見せてもらったグルカパンツのアイデアから。

ボタンを使わず、サイドのベルトでウエストを調節。

左パンツのベルトを外すと、内側からしつけ糸で刺繍したトルソーが出てきます。
作業用のパンツなので、汚しながらグシャグシャにしながら着たいなと思います。


・語りーぬ・

ミニタリーはもともと好きだったけど「衣装」としてのイメージが強くて「自分が着る」っていう発想をしたことがなかったから、制作がすごく楽しかったです。レディースとメンズのパンツの作図を合わせながら制作しました。

縫製の手順を自分で考えて完成した時に、「すごく数学っぽい!」と思ったんですよね。難問が解けた時のあの快感を感じました。高校生の時はこの問題をなぜ解くのか、なんでこの数式を証明する必要があるのか。とかばっかり考えて点数取れずに単位落としたりしてましたが、目的があってそのために解くんだったらこんなに面白いことはないぞ、、、と思えるようになりました。

世界史も倫理も同じように、高校の時には興味のなかった教科がすごく面白く感じてきたので、もう一度学ぼうと思います。

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